プランニングポーカーとは?
- スクラムチームが、プロダクトバックログの開発規模を見積もるために使用する方法です。
- スクラム開発(アジャイル開発)では、人月・人日での見積もりを行うのではなく、バックログアイテムの規模を相対的に見積もります。
- 基準となるバックログのポイントを決めて、それと比較してどれくらいの規模になるかの数字(ストーリーポイント)を決めます。
- 通常見積もりに使用するポイントは、フィボナッチ数列(1、2、3、5、8、13・・・)を使います。
プランニングポーカーを使用した見積もりの方法
- まず基準となるプロダクトバックログのポイントを決めます。
たとえば、3と定めます。 - 次に、PO(プロダクトオーナー)よりプロダクトバックログの内容を説明します。
- 開発チームとPOで、実装方針や仕様の詳細などを確認します。
- 開発チームとPOで認識合わせができたら、いよいよプランニングポーカーです!
- 「せーの」で、チームメンバーがポイントを提示します。
- 全員のポイントが合致していれば、その数字がそのプロダクトバックログのストーリーポイントとなります。
- ポイントが違う場合は、実装方針や作業内容にズレがあることなので、対話にて溝を埋めます。
- ※ここで、最大いくらまでは差異許容して、平均をポイントにするなどの決めごとを用意しててもよいと思います。
- 2~4を繰り返します
プランニングポーカーは、「Scrum Room」を使いましょう!
「Scrum Room」とは・・・
「Scrum Room」のプランニングポーカーの使い方
①サイトへのアクセス
何はともあれ、当該サイトへアクセスしましょう!!
https://scrum-room-web.vercel.app/
②プランニングポーカーの部屋を作成する
スクラムマスターかPOが、プランニングポーカーの部屋を作成します。
③参加メンバーにURLを共有する
最初に部屋を作成した人がURLをコピーして、チャットツール等で参加メンバーにURLを展開します。
↑赤い四角部分のアイコンをクリックすると、URLがコピーできます。
④名前を変更しましょう
他のメンバーがわかるように名前を変更しましょう。
↑赤い四角部分のアイコンを押下し、「Change your name」のメニューを選択します。
↑名前を入力して、「Save」ボタンをクリックします。
↑名前が変更できました。
⑤バックログの内容を確認しましょう
- POからの説明を丁寧に聞きましょう
- 実装方針や仕様について認識を合わせましょう
⑥見積もりのポイントを選択しましょう
↑「3」を選択しました
⑦全員の見積もりのポイントを確認しましょう
↑ほかの人のポイントの選択状況がわかります。
ここでは、全員が「済」になっているので、全員が見積もりのポイントを選択済みとなっています。
それでは、全員の見積もりのポイントを確認しましょう。
「Open Card!」ボタンを押下しましょう。
↑全員のポイントが確認できました。
注意事項
- 「Scrum Porker」は、2/1現在PaaSのフリープランにて運用しています。
- このため、大量アクセスによる負荷集中などには、対処できておりません。
- ご利用に際しては、作成者は一切の責任を負いませんので、ご了承の上ご利用ください。
- なお、動作確認済みの環境は、「Google Chrome」となります。
最後に…
- 次回は、サービスの構成について記事にできればと思います。